某大手日用品メーカーの3daysインターン体験記

就職・転職

体験記について

私は地方国立大卒で現在メーカーの研究職として働いています。ここでは、就職活動のリアルな体験記について書いていこうと思います。

私は大学院時代、某大手日用品メーカーの研究開発職3daysインターンに参加しました。このインターンは、私がM1の夏に始めた就職活動の最初に参加したインターンで、ここで当時就活について何もわかっていない私はいわゆる失敗体験をすることとなりました。


選考フロー

インターンでは、書類選考と面接の選考フローがありました。

書類選考では、簡単なES(エントリーシート)と大学での研究内容の要旨を提出する必要がありました。当時はESを書いた経験もなく、戸惑った記憶がありますが適当に作ったもので通過できました。日用品メーカーは動機づけ簡単なのでESは書きやすいですね。逆に差別化が難しい印象です。

次の選考として、1度の面接が行われました。この面接は、私が人生で初めて受けた面接でした。当時は一般的な面接のマナーがわからず事前に予習して入退室時マナーなど覚えていきました。ですが、実際は面接官が待機室まで迎えにきてヌルっと面接が始まったので、覚えたことは一切使いませんでした。。面接では、当たり障りのない内容(研究内容やガクチカ)などを一通り聞かれる程度でしたが、経験のない私は言いたいことをうまく話せませんでした。そんな感じで、全体的に手ごたえのない内容でしたが、後日無事インターンの合格通知が届き、インターンに参加できることになりました。

インターン内容

インターン初日は、まず企業のラボ見学からスタート。普段では見ることができない装置や研究開発の現場に触れ、技術者の方々がどのように日々業務に取り組んでいるのかを学ぶことができました。実際に使われている設備のスケール感や、綺麗なラボをみることで研究職の仕事の魅力を改めて感じました。

2日目と3日目は、新製品コンセプトを考えるグループワークがメインでした。簡単な実験を通してグループメンバーとアイデアを出し合い、コンセプトを練り上げていくプロセスは非常に刺激的でした。しかし、ここで就活の厳しさを経験することとなりました。

私のグループは、私を含め5人で全員が旧帝の大学院生でした。また、インターンにも慣れているようで他社のインターンでの経験を共有してくれました。一方、私は始めての参加でありグループワークでも存在感を出すことができませんでした。結果的に、このグループワークは人事が評価していたようで、その後の早期選考に直結するものでした。選ばれたのは積極的に存在感を出していた人たちで、おそらくこの企業が求める人材に近かった人だったと思われます。このようなインターンでは、人事含めその会社の人と繋がることも可能で、その会社が自分に合うか感じることができるので、その後の就活には間違いなくいきてきます。

私にとっては、このインターン自体は失敗体験となりましたが、選考フロー含め就活というものを大いに感じることができ、その後の就活を進めるうえでは有意義な経験だったといえます。

まとめ

研究職を目指す人にとってのインターンとは、早期選考につながるか?本選考で有利になるか?などを気にして選ぶ人が多いと思いますが、場慣れ企業研究という意味でも有意義な経験になると考えます。働く今となっては、他社のインターンに参加することはできませんし、学生時代にもっと多くの会社をみておけばよかったと感じます。

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